まじめにポケモン

マスコットが2匹いるだけのマジメなパーティ

【最高R2053、最終R2003(481位)】塩ハピサフゴにヤドヤドを添えて ~麻痺から始める受けサイクル~

【初手宣伝】

すみません、最初に一つ宣伝をさせて下さい。

現在、ニコニコ動画「Regulation V」という実況者大会に参加させて頂いています。

ニコニコ動画で活動している、腕に自信のある実況者を集めた、メタゲーム形式の大会ですので、興味のある方は是非見てください。

<大会告知PV>

www.nicovideo.jp

大会動画マイリスト(各参加者の動画はこちら)

 

 

以下本題

初めましての方は初めまして。だいすけと申します。

レギュH環境で、最高レート2053、最終レート2003(481位)を達成しましたので、構築記事を書かせて頂きます。何かの参考になれば幸いです。

 

 

構築コンセプト

カイリュー、サーフゴー、ガチグマに強い並びを基本選出にする。

ハピナスの強みを最大限活かす&活かした立ち回りを確立する。

 

構築経緯

基本選出の軸

シーズン開始時、レギュHはカイリュー、サーフゴー、ガチグマの3匹がTOPに君臨し続けると予想していた為、特にこの3匹を強く意識した受けの並びを作るところからスタートしました。

最終的にできた並びが、妖テラスキョジオーン+電気玉投げつけるハピナス

サイクル序盤にハピナスの電気玉投げつけるで相手1匹に麻痺を入れて、相手が痺れたターンにアドを稼いでいくという軸になりました。

 

基本選出の補完枠

ハピナス、キョジオーンの並びが対カイリュー、サーフゴー、ガチグマを兼ねている関係上、ほとんどすべての構築に対してこの2匹を投げていくことになるのですが、どちらも受け特化のポケモンで、相手に負荷をかけることが難しい為、基本選出の3枠目に火力補強ができて相手を崩せるポケモンが欲しいと考えました。

最終的に、以下の2点を考慮して、CS悪巧みサーフゴーを採用しました。

・対ブリジュラス性能が高い。

ハピナスの圧で、相手のサーフゴーがこちらの交代に合わせてシャドーボールを押してくることが少ない。(トリックやゴールドラッシュを良く撃たれる。)

→サーフゴーにサーフゴー後投げという見えない択を通しやすい。

 

補完枠

残り3匹は、補完枠と以下の点を考慮して採用しました。

・受けループ、ラウドボーンを破壊できるポケモン → CS挑発ガチグマ(赫月)

・バトン構築へのメタ → 霊テラス呪いヤドラン

・毒菱耐性の付与 → ガラルヤドキング

 

 

個体紹介

採用順に解説します。

 

キョジオーン

【調整】

D:C特化赫月ガチグマの大地の力を高乱数耐え(81.3%耐え)

HB:残り

 

構築の軸。

環境にいるほとんどの型のカイリューに対して、70点以上の性能を出せる点と、塩漬けで相手の裏に負荷をかけていきやすい点が強みだと考えての採用です。

技構成は、グライオンガブリアス等、身代わりを貼ってくる相手への詰み防止や、瞬間火力を出せる点を評価して鉄壁ボディプレ型としています。

基本選出(キョジオーン、ハピナス、サーフゴー)の3匹に物理地面技が一貫しているため、地面弱点を可能な限り早く消せるように、ブリジュラス入り以外には初手に出してテラスタルを切るようにしていました。

 

ハピナス

【調整】

B:ほぼぶっぱ(252でないのは成り行きたまたまそうなっただけ)

S:麻痺したガブリアス抜き

D:余り

 

構築の軸。

特殊耐久が高く、ガチグマと悪巧みサーフゴーに対して後投げから役割遂行できる点を高く評価して採用しました。

電気玉投げつける型にすることで、挑発、地面タイプを貫通して麻痺を入れられる点も偉く、ロングゲームになりやすいこの構築と25%痺れの相性も良い為、試合を組み立てる上で凄く頼りになりました。

攻撃技が冷凍ビーム(火炎放射ではない)理由は、セグレイブ入りに対して安心して攻撃技を振れるようにするため。

ラスタルはクエスパトラのルミナコリジョンや、サーフゴーのサイコショック意識で悪テラスとしています。

 

サーフゴー

【調整】

S:準速

C:マスカーニャをゴールドラッシュで高乱数1発(93.8%)

H:余り

※普通にCSぶっぱでも可。

 

基本選出の補完枠(崩し枠)。

もともとは受けル以外の構築に対する崩し枠としての採用でしたが、中盤からは対ブリジュラス要員と化していました。

持ち物は自由枠ですが、今回は気合の襷を選択しています。

積んできた相手に対する切り返しでワンチャン使える点、ブリジュラスのミラーコートケア、受け選出をしなかった時のサブプラン(対面構築)、試合終盤の全抜きのサポート等、役に立つ場面が多く便利でした。

 

ガチグマ

【調整】

CSぶっぱ

 

受けル&ラウドボーン破壊枠。

ハピナスを使っていて自分が一番されて嫌だったことが上から挑発だった為、対受けルに特化したCS挑発ガチグマとしました。

持ち物は不意の毒々、ハピの毒針投げつける等を意識してラムの実にしたが、思ったより発動機会は多かったです。

 

ヤドラン

【調整】

S:4振りキョジオーン抜き

H:イバン意識の4n調整

B:余り

 

バトン対策枠。

バトン先orバトンタッチ要員に呪いを入れて、相手のバトン、全抜きを妨害していきます。

身代わりは、イバン発動のための体力調整兼ワンチャン時間稼ぎのための採用で、ほとんど使いませんでしたが、レート2000チャレンジの時に1回だけ輝きました。

 

ヤドキング

【調整】

HCぶっぱ(鉢巻A特化ガブの地震をシュカ込み確定耐え)

 

毒菱牽制要員。

特殊受けの役割をハピナスにとられてしまったため、ほとんど見せポケみたいになってしまいました。

一応、基本選出で苦手なブリジュラス+地面物理ATの並びに対してワンチャン出せるような型にしてみましたが、使用感はあまり良くなかったので、次潜るときはもっと型を煮詰めたいと思います。

 

選出パターン

基本選出

8割くらいこの選出でした。初手は、ブリジュラス入り且つマスカーニャがいない場合はサーフゴーを、それ以外はキョジオーンとし、相手の出方に合わせてサイクルするようにしていました。

 

対面選出

+@1

原種ガチグマ入り等、塩ハピでサイクルが回せないと判断したときは、上記対面選出でワンチャン掴みに行きました。

 

対受けループ

(初手)+or

サーフゴー入りにはサーフゴーを、いない場合はハピナスを選出していました。

初手ガチグマで荒らして数的有利を取った後に、サーフゴーorハピナスで詰めるイメージです。

キョジオーンは、初手ガチグマとハピナスがかち合ったときに、ハピナスを流す駒として使用しました。

 

あれ?ヤドランとヤドキングは...?

 

上手くいったところ、いかなかったところ

カイリュー、サーフゴー、ガチグマに強いという点は、当初の目論見通り上手くできたと思います。ブリジュラス入りもそこまで苦にならず、上記4匹に対しては比較的高めの勝率を維持できたイメージです。

ただし、それ以外の相手には脆く、鉢巻マスカーニャ、鉢巻ガブリアス、瞑想アシレーヌジャローダ等に崩される展開が多かったのは今後の課題だと思いました。

 

最後に

久しぶりにキョジオーンでサイクルができて楽しかったです。

キョジオーン軸でサイクルができる期間は禁伝なし、テラスタル有ルールの今だけだと思っているので、残りのシーズンもいい結果が出せるように頑張っていきたいです。

レンタルID:718LS8