初めましての方は初めまして。だいすけと申します。
レギュD環境(HOME解禁後環境)でも無事に「ヤドヤド構築」で最高レート2022を達成しました!
荒削りのため、まだまだ改善点の多い構築ではありますが、何かの参考になれば幸いです。
普段このような動画を投稿しています。よろしければどうぞ。
動画上がりました!
https://www.nicovideo.jp/watch/sm42602668
1. 構築の考え方
構築経緯
構築の軸を決めるにあたり色々な構築を試したが、結局使い慣れたキョジオーン軸が一番だと判断し、『HBキョジオーン+対特殊アタッカー要員』のいつもの軸をベースに、構築を考える。
レギュD環境でキョジオーンを軸に組むにあたり、意識した項目は以下の4点。
(1) ウーラオス、ヒードラン、ガチグマの追加 (キョジオーンで処理できないポケモンの追加)
(2) 龍舞+羽休めカイリューの増加 (前期まで愛用していたまもみがキョジオーンで勝てないカイリューの増加)
(3) ディンルー展開への回答の用意 (前期、ディンルーの処理速度が遅い構築を使っていたことに対する反省)
(4) それはそれとして、ハバカミ&サフゴへの対策は大事!
上記4点、特に(1)を強く意識して、今期は純粋な受け回しではなく、
『鉄壁キョジオーン+対特殊アタッカーをこなせる高速アタッカー』
を軸に、サイクルが厳しい相手には火力と速度で押し切ることを意識して構築を考えた。
また、キョジオーンがカイリューに負けるのは死活問題のため、前期まで愛用していたまもみが型ではなく、羽龍舞カイリューに負けない構成に変更し、引き続きTODの詰め筋として扱うことにした。
パーティ採用理由
物理受け。軸のため確定。技は上記の理由により、身代わり→鉄壁に変更。
特殊受け(?)。対ハバカミ&サフゴ要員として採用。コンセプト上、上から叩くことを意識してCSスカーフ型。
特殊受け。ヒードランだけでは対ハバカミ性能に不安が残るため、サーフゴーがいない構築に対して選択肢になり得て、テツノツツミにも強いHDチョッキ型で採用。
補完枠①。水ウーラオスの水流連打の引き先、対ヒードラン要因、地割れの一貫切り、サフゴ対策はいくら盛ってもいいという理由から、CS眼鏡型で採用。
補完枠②。ディンルーへの遂行速度、ガチグマへの打点を意識して採用。ガチグマ相手に2回動くため、持ち物は気合の襷で確定。
補完枠③。キョジオーンの身代わりを抜いた弊害として、相手のキョジオーンが重くなったため、対キョジオーン軸要員として、HB隠密マント型で採用。
2. 個体紹介
キョジオーン
主な役割対象:鋼タイプを除く物理全般、眼鏡ではないハバタクカミ
調整意図:ミラー意識でS28振り、残りHB
本構築の要。選出率は堂々の1位。
今回はいつものまもみが型ではなく、羽龍舞カイリューを意識して鉄壁を採用した。
これにより、龍舞カイリューに押し切られずにTOD勝負を仕掛けることが可能になる。
急所の被弾も、守ると合わせることで相手の試行回数を減らせるため、比較的分のいい勝負が可能。
鉄壁は、カイリューの他にも不意の身代わり持ち物理アタッカー等、目に見えないキョジオーン対策に対する対抗手段にもなる他、ボディプレスの存在をちらつかせる手段としても有効だった。
ヒードラン
主な役割対象:ハバタクカミ、サーフゴー
調整意図:CSぶっぱ
対ハバカミ&サフゴ枠。レギュC環境までは、この枠はテツノドクガだったが、ヒードラン、ウーラオスに明確に弱いことから、泣く泣く解雇しての採用。(回復技が無いポケモンを採用したくない病)
上記2匹がいれば可能な限り選出するようにしていたため、選出率は2位。
炎技は、裏の物理アタッカーを意識して、追加効果でアドを稼ぎやすい噴煙。
構築上必要不可欠なポケモンだったが、若干火力不足気味だったことと、BE持ちハバカミには瞑想で逆起点にされたことが気になったので、正直なところ要検討枠。
変更する場合は、ラスターカノンの枠をヘビーボンバーにするか、いっそのこと対サフゴ性能を捨てて、対ハバカミに特化した受けポケモンにすると良いかもしれない。
Gヤドキング
主な役割対象:ハバタクカミ、テツノツツミ
調整意図:HDぶっぱ
対テツノツツミ、ハバカミ要員。
相手のパーティにテツノツツミがいて、且つディンルー、ガチグマ、サーフゴーがいないときに選出を検討する。(ハバタクカミは、ついでに見れるくらいの認識)
今回は、新規習得したバークアウトを試験的に採用。ツツミやハバカミの身代わりを貫通してCダウンを押し付ける動きが強かった。
基本的に、ヒードラン、ガチグマ、ディンルー、サーフゴーあたりに大きく不利を取るポケモンなので、環境的には向かい風だが、テツノツツミへの安定度だけはほかのポケモンより高いので、それなりの活躍はしてくれた。
サザンドラ
主な役割対象:サーフゴー、ヒードラン
調整意図:CSぶっぱ
PTの補完枠。水ウーラオスの水流連打に対する引き先、地割れの一貫切り、対サフゴ、対ヒードラン性能を意識して採用。
選出に余裕があるとき、または相手パーティにヒードランがいるときにとりあえず突っ込む感じで、雑に選出していた。
基本的には眼鏡を持って悪の波動、流星群があれば十分なため、他の技は適当。(ボックスにいた個体を適当に放り込んだだけ。。。)
テラスはボックスの個体を流用したため鋼だが、霊の方がカイリューやガチグマに対して強力な引き先になれて良かったかもしれない。
パオジアン
主な役割対象:ディンルー、ガチグマ
調整意図:A無振りディンルーの地震2耐え(低乱数1発 11%)
ディンルー、ガチグマに打点のある襷要因。
ガチグマ入りに対してはほとんどの確率で選出する。ディンルー入りには、ウーラオスがいない場合のみ選出する。
Bに60振ることで、ディンルーの地震を高乱数で2耐えすることが可能。但し、A+2氷柱落としでHBディンルーを落とせなくなるので、その点は注意。(A252振りでも低乱1発だが。。。)
ヤドラン
主な役割対象:物理全般(キョジオーン入りに対して選出)
調整意図:HBぶっぱ
相手のパーティにキョジオーンがいた時に、こちらのキョジオーンの代わりに選出する。
ただし、キョジオーン相手にイージーウィンを狙うポケモンではないので、あくまでキョジオーンに対する安定した引き先程度に考えること。
物理受けとしての性能は、悪くない…という感じ。数値的には物足りないが、フェアリーテラスを絡めることでどちらのウーラオスにも対応できる点が良かった。
3. 対戦する上でのポイント
・格闘技の一貫があるパーティのため、可能な限りキョジオーンを先発で出し、フェアリーテラスを切ること。
・テラスタル使用頻度は、>>(超えられない壁)>>>
・キョジオーンはカイリューに負けない駒(急所非考慮)だが、倒せる駒ではないため、TOD判定で有利な状況を作ってから耐久戦を仕掛けること。
※そもそも、カイリュー入りに対して3匹倒して勝つ気が無い。。。
・カイリュー対面は恐れず塩漬けぶっぱの精神で行きましょう。案外何とかなります。
4. 選出パターン
から1匹 + から2匹
相手のパーティにキョジオーンがいた場合、ヤドランを選出。
それ以外の場合はキョジオーンを選出。
相手のパーティにサーフゴーorハバタクカミがいた場合、ヒードランを選出。
相手のパーティにディンルーorガチグマがいた場合、できるだけパオジアンを選出。
相手のパーティにテツノツツミがいた場合、できるだけヤドキングを選出。但し、ガチグマorディンルーと同居していた場合は選出しない。
枠が余った場合、または相手のパーティにヒードランがいた場合、サザンドラを選出。
ちなみに一番よくやった選出は、
5. きつい相手
BEハバタクカミ
割とガチな欠陥。
瞑想+痛み分け+シャドボでヒードランが上から処理される。このパーティを参考にする場合は、BEハバタクカミの処理方法は考え直すようにしてください。
クレセリア
サザンドラでのごり押し、パオジアンの剣舞氷柱の二人掛かりでの処理が必要。最終日にはあまりマッチングしなかったため、欠陥と分かりながら目を瞑っていた。
ウーラオス+ディンルーの並び
基本的にディンルー入りには初手にパオジアンから入りたいが、読まれてウーラオスから入られたときに立ち回りが辛くなるため、キョジオーンから入らざるを得なくなる。つらみ。
身代わりor隠密マント持ちウーラオス
とてもよくないと思います。
6. 最後に
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
今期は色々な構築を試して対戦していましたが、思ったように勝ち切ることができず、厳しいシーズンでした。正直、ダメかと思っていました。。。
それでも周りで結果を出している人、結果を出している雰囲気だけ出して親指を立てて溶鉱炉に沈んだ人、むしろ親指以外消し炭になった人の存在が刺激になり、何とかヤドヤド構築での最高レートを更新することができました。
レギュDも残り2か月ですが、この構築を更にブラッシュアップして、さらなる最高レートの更新、レート2100目指して頑張っていこうと思います。
スペシャルサンクス
某鯖の皆さん。本当に刺激になりました。
NOTスペシャルサンクス
氷柱落としを避けた人、流星群を避けた人。後日勝ち星を徴収しに参ります。
最高レート
最終レート