初めましての方は初めまして、だいすけといいます。
S15お疲れさまでした。
今期は最高1910と、レート2000には届きませんでした。
しかし、いろいろ拘ったパーティだったので供養のために紹介させていただきます。
というわけでパーティ
1. 構築経緯
① まず、ヤドランとヤドキングは確定。
ヤドランとヤドキングでは、ゲッコウガやカプ系などを相手取れる(勝てるとは言っていない)ヤドキングの方が活躍の機会があると思い、今回はヤドキングを軸にしたトリックルーム軸で考察を進める。
② ヤドキングと相性補完が優れるハガネールを使ってみたくなったので採用。
③ ハガネールのお陰でミミッキュに対して安定するようになったが、ミミッキュ∔メタグロスのような役割集中をされるときつかったため、打開策を探す。S14の構築で悪Zエルフーン入りの構築記事があったため参考にすることにした。悪Zエルフーンを採用。
④ ここまでで相手の高耐久ポケモンが重かったのと、足の速いポケモンがいなかったため、崩し枠、エース枠を探すことにした。その結果、苦手なポリ2を見ること、相手の選出を縛ることが出来るジャラランガ、ヒードラン以外の鋼耐久枠をある程度牽制できるスカーフファイヤーを採用することにした。
2. パーティ紹介
①ヤドラン
調整:穏やかH244-B4-C4-D252-S4
持物:メガストーン
技 :熱湯、鉄壁、瞑想、怠ける
特性:再生力 → シェルアーマー
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パーティのメガ枠兼マスコット枠。
今回はヤドキング軸のため、ヤドランは刺さっているときorどうしようもない時の代打として活躍が見込める耐久型とした。
特性は再生力だが、レヒレ入りに対する立ち回りに課題を感じたため、鈍感にして技を熱湯→サイコショックにしてもよかったかもしれない。
こいつを出す時=ヤドランだけで全抜きする時なので、トリルで先制して瞑想を積む機会をうかがうためにヤドラン、ヤドキングの同時選出をすることもあった。
選出率:6位
調整:控目H244-B4-C252-D4-S4
持物:弱点保険
特性:再生力
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パーティのクッション兼マスコット枠。
今回は弱点保険型で採用した。とんぼ返り、ゲッコウガの悪の波動などから発動、3タテを狙う。
激流ゲッコウガ、カプ・レヒレなどには対面では勝てないため、事前にハガネールの頑丈を盾にするなどして削っておく必要がある。
選出率:2位
調整:勇敢H244-A124-D132 (最遅)
持物:メガストーン
技 :地震、ジャイロボール、ロックブラスト、鈍い
特性:頑丈 → 砂の力
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パーティのトリルアタッカー兼物理受け枠。調整はC特化ギルガルドのシャドボZ確定耐え。ここまでの特殊耐久は欲しい。
物理耐久に関しては並ではなく、メガシンカポケモンのタイプ一致弱点技程度であれば耐えることが出来る。
<参考までにダメージ計算>
A+2 特化ミミッキュのシャドクロZ:51.3~60.2%
このように、対物理に対してはかなり雑に扱える。
初手に出し、カプ・レヒレやゲッコウガに対して頑丈を盾に削ってからヤドキングにつなぐ動きをとることも多い。
後述のエルフーンと合わせて雑に扱うが、かえってこの動きが読まれず、少ない負荷で削りを行えることもある。(レヒレがムンフォや挑発を撃ってくるなど)
選出率:1位
④ エルフーン
調整:図太いH252-B252-C4
持物:悪Z
技 :エナジーボール、ムーンフォース、トリックルーム、置き土産
特性:悪戯心
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パーティの回復役。隠れたMVP
ハガネールを雑に運用した後に置き土産による蘇生を狙う。頑丈を盾に強引に突っ張れるのはこいつのお陰と言っても過言ではない。
置き土産後はヤドキングにつなぐことも有り、この場合ACダウンによる低負荷での弱点保険発動を狙うことができる。
ただし、調整については要検討。もともとランドロスの地震などに対して受け出すことを想定していたが、現実はカプ・レヒレなどに対してあと投げすることが多かったので特殊耐久やギガドレインが欲しかった。このパーティではムーンフォースよりも草技の方が優先度が高いので、アンコールが欲しい人はムンフォと入れ替えることを推奨する。
選出率:3位
調整:やんちゃH4-A252-S252
持物:ジャラランガZ
特性:防弾
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型はとあるブログを参考にしたもの。
パーティの崩し、エース枠を担うポケモン。相手にフェアリータイプがいないorコケコしかいないときに選出する。
ミミッキュなどのフェアリータイプを誘導できる点、特性によりシャドーボールを無効化できる点からヤドキングやハガネールとも相性が良いポケモンでもあった。竜の舞は読まれない技で、有利対面で龍舞をすることができればそのままコケコに地震、後から出てきたマンダをブレソルで撃破という流れも作れる。龍舞をするとブレソルを切ってくれる人が一定数いるのもありがたかった。
選出率:4位
⑥ファイヤー
調整:控目B4-C252-S252
持物:拘りスカーフ
技 :オーバーヒート、火炎放射、暴風、とんぼ返り
特性:プレッシャー
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パーティの高速枠。
一貫性の高い飛行技をタイプ一致高火力で放つことが出来、電気タイプに対してはオーバーヒートで殴れるためスカーフ枠として相性がいいと思い、採用した。
鋼タイプの牽制にもなり、特にテッカグヤの選出を渋らせることが出来るのが、ハガネールの動きやすさ向上にも繋がった。選出は控え目だったが見せ合い画面での「睨み」でしっかり貢献してくれたと思う。
1800、1900チャレの時は試合を決める活躍をしてくれる頼もしい奴だった。
暴風は当たると思って撃ったら7割当たります。
※ちなみに持っているなら絶対に炎の体の方がいいです。
選出率:5位
3. 基本選出
これをベースに、きついポケモンの有無で並びを変える。とは言え、残りの枠については役割関係は明確に決めていなかったため、基本選出が出せないときは刺さっていそうなポケモンを上から3匹選んで出していた。多分これがいけなかった。
4. 苦手なポケモン
対面から勝てるポケモンが存在しない。やったね。
基本選出で対応し、ハガネールが頑丈を盾に攻撃を入れてからヤドキングで削るなどすることが多かった。C特化だと瞑想+ムンフォでヤドキングが確定2発なので、ハガネールの攻撃ダメージを見てカプ・レヒレの型を判断しなければならない。
<参考までにダメージ計算>
A↑124ハガネールの地震→H252レヒレ:32.2~37.8%
A↑124ハガネールの地震→HB特化レヒレ:23.7~27.6%
C特化ヤドキングのショック→H252レヒレ:32.2~37.8%
C特化ヤドキングのショック→H252レヒレ:23.7~28.8%
サンダー、ポリゴン2など。
基本選出にワンチャンジャラランガをねじ込んで対応するが、辛い。毎ターン青いボタンを押すかどうかの択ゲーを迫られる。
③鉄壁カプ・レヒレ
逆にこのポケモンを使ってこのパーティに負ける人は反省した方がいいと思うレベルで辛い。
なんでレヒレで3枠も使ったんだろう・・・
ただし、レヒレを基本選出で見る動きを体得してからは五分での戦いにもっていくことはできたので、頑張ればなんとかなります!(突破できると楽しくなってくる。)
お客さん、こちらはシングルバトルですよ?
5. 参考文献
ハガネール+悪Zエルフーンの構築:https://sse.hatenadiary.jp/entry/2019/04/05/220909
龍舞ジャラランガの記事:https://kamitsurugi.hatenadiary.com/entry/2019/01/08/160609
※どちらも無断リンクのため、指摘いただければ削除します。
6. 最後に
第8世代ではメガ進化消滅により優秀なトリルアタッカーが絶滅することで、ヤドヤドを取り巻く環境も大きく変わることになります。残された時間はわずかですが、その中でもいろんなポケモンを使っていき、構築の幅を広げていけたらと思います。
まあ、ヤドンが出るかすらわからないわけですが。。。
あともう一回くらいヤドヤドで2000に乗せたいな。
以上。ここまで見て下さり、ありがとうございました。
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