まじめにポケモン

マスコットが2匹いるだけのマジメなパーティ

【S10:最高2004最終1845】裏ライボスタン ~Zクリスタルを捨てて~



0. はじめに

初めましての方は初めまして。だいすけと申します。

今シーズンも何とかレート2000を達成できたため、記事を書かせていただきます。

前回とポケモンが1匹しか変わりませんが、良ければ見ていってください。



1. 構築経緯

前回のテテフフェローチェで、悪Zフェローチェギルガルドを返り討ちにし、テテフの一貫を作る作戦は、ギルガルドに初手キングシールドされるだけであっさり崩壊させられることが分かったため解散となった。

使い慣れたスカーフテテフは続投となり、フェローチェの枠を変更することにした。.フェローチェに持たせていた性能を大幅に損なうことなくギルガルドと打ちあえる、高速アタッカーを検討した。必要な性能は下記の4つ。

・S130以上であること

フェローチェに持たせていた対グロス性能

・新たに必要となる対ギルガルド性能

・前回の課題であった電気の一貫性を切れること

そしてこれらすべてをある程度満たすポケモンとして、メガライボルトに至った。

残りの4匹についても検討したが、結局この並び()が使いやすいということもあり、一部の技を除き変更は加えないことにした。

④ 気が付いたらノーZ構築ができていた。

2. パーティ紹介

ライボルト

調整:臆病C252-D4-S252

持物:ライボルトナイト

技 :10万ボルト、ボルトチェンジ、オーバーヒート、めざめるパワー氷

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フェローチェの枠に新たに入った高速アタッカー。威嚇によるサイクル性能や避雷針によって電気の一貫性を消せる点が強み。オーバーヒートはメタグロスギルガルドを一撃で落とすほどの火力ではないが、大きく削りさえすればテテフのサイコキネシスの一貫が作れるので倒せなくてもそれほど問題ではなかった。


カプ・テテフ

調整:控目H4-C252-S252

持物:こだわりスカーフ

技 :サイコキネシスサイコショックムーンフォース、めざめるパワー炎

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PTの全抜きエース。

高速高火力を高いレベルで実現しているため、非常に使いやすかった。

技は相手の瞑想レヒレが重かった反省を活かして、気合玉→サイコショックとした。

今期はカプ・テテフの通りが悪く感じたので新しいスカーフ枠の開拓が必要になってきたのかもしれません。


ポリゴン2

調整:図太H244-B252-C4-D4-S4

持物:進化の奇石

技 :冷凍ビーム、イカサマ、電磁波、自己再生

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PTの壁役。テンプレのHBポリ2。

霊の一貫切り、対マンダ、対その他物理が主な仕事。前回からどくどく→電磁波へ変更。毒がなくなった関係で相手のポリ2の処理ルートが減ってしまったが、電磁波バグによる運勝ちや、アーゴヨンにブーストされてもテテフで上が取れる状態を維持できるなど、電磁波が活きる場面もあったので一長一短。終盤に、こいつ1体で体力満タンの特殊ルカリオキノガッサを突破する場面もあった。電磁波に頼るのは強者の翼なのかもしれない。


ヒードラン

調整:控目H20-B4-C236-D12-S236(※)

持物:突撃チョッキ

技 ;オーバーヒート、ラスターカノン、大地の力、岩石封じ

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前回から変更なし。

ここまでで重い炎枠。特にウルガモスメタとして続投。

技は最高打点のオバヒ、対フェアリー等に撃つラスカノ、アーゴヨンヒードラン意識の大地の力、最後に地雷枠で、対リザYガモス用の岩石封じとした。

調整はSM時代のものの流用。(一応載せておくと、岩石封じ1回で最速メガマンダ抜き、岩石封じ+めざ氷でH252マンダが落とせるライン。残りDL意識で耐久を配分。)

これだと岩石封じ1回でアーゴヨンと同側になるため、Sラインはぶっぱにしても良き。

チョッキのおかげで特殊面での殴り合いは耐久に振っていなくても十分行えたこと、遅いランドロスやガルーラに対して上をとれたことから、CS振りにしたのは正解だと思った。
今期は別の大会でCS振りのニドクインが話題になったが、耐久力があるポケモンのCS振りはもっと流行ってもいいと思った。



カプ・レヒレ

調整:図太H252-B244-S12

持物:バンジの実

技 :波乗り、ムンフォ、瞑想、挑発

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同じく前回からの続投枠。今シーズンは芸人しなかった。

技はテンプレ。自然の怒りは欲しかったが、抜ける技はなかった。

回復ソースが木の実しかないので、バシャ入りに対しては体力管理が重要になってくる。


カミツルギ

調整:陽気H4-A252-S252

持物:気合の襷

技 :リフブレ、スマホ、聖なる剣、剣の舞

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前回からの続投枠。

ここまでで重い、瞑想を積む水枠、受けループに対して出していく。ただし、出したからと言って受けループに勝てるとは言っていない。

水への役割遂行のためにリフブレ、対フェアリーでスマホは確定。残りは対ガルーラナット用に聖なる剣、崩しのための剣の舞とした。

この枠は水タイプに打点があること、崩しができること、グライオンに勝てること、ミミッキュに弱くないこと、ストッパーであることが求められていたので、カミツルギは適任だったといえる。


3. 基本選出

基本選出らしいものは特に決めていない。

(1) 一番多かった選出

⇒刺さっているエース+エースが苦手な奴に対する受け先+α

受けが1匹で成立する場合

⇒エース枠の片方の通りが抜群に良いなら保険でカミツルギ

⇒エース2枚欲しいならカプ・テテフライボルト両選出

2匹欲しい

⇒αのところに2匹目の受けポケモンを採用

対受けループ系

カミツルギ確定+2 今期はなぜか勝ちを拾うことができた。

小ネタ ~対コケコランドについて~
この構築はライボルトを除けば電気技と地面技が一貫しているため、初手にランドロスやカプ・コケコを呼びやすい。実践ではそれを読んで有利なポケモンを当てていき、先発出し勝ちを狙うのだが、コケコとランドが同居しているパーティが非常に多いため、先発が択になってしまう場面が非常に多い。(コケコ意識の初手ライボルトという動きをとりにくいため。)そこで、コケコランド系統のパーティには初手テテフ、裏にライボルトを添えるようにした。これで、ランドロスには上からサイコキネシス、コケコ対面では、相手は電気技以外撃ってこれないためライボ出しが安定しやすい。うまく避雷針キャッチできると、電気F C+1メガライボルトという化け物が誕生するため、一気に勝利に近づくことができる。


4. 苦手なポケモン

霊獣ボルトロス

格闘Z型が辛い。バシャバトンから悪だくみを積まれると負け一直線なので、マッチングしないようにお祈りするしかなかった。

メガバシャーモ

ライボルトの威嚇が入らない限りレヒレ、襷カミツルギ以外ほぼ全員絶望的である。バトンバシャに対しては霊獣ボルトロスにつながれると負け一直線なのも辛かった。

キノガッサ

カミツルギ対面で胞子撃たないで。

カミツルギ

スカーフを持たせてテテフを上から縛ってくる人が増えたので単純に辛かった。叩き落とすもあるのでポリ2で相手にするにしても面倒なことこの上なかった。


5. 最後に

今期も無事にレート2000に乗せることができましたが、2期連続200Xはあまり褒められる結果ではありません。S11は危機感を持って頑張ります。


ここまで見てくださりありがとうございました。

質問等はtwitterまでお願いします。


Twitter:Daisuke_poke